1人を救うためのテクノロジーが社会の課題を解決する 呼吸器患者や重度心身障害児を災害時に救うために培ってきた防災のための技術が、電力・上下水といった老朽化、不採算の設備の代替、過疎、離島などのインフラ維持の問題やポータビリティのあるインフラによる国内の居住可能性(どこにでも住める)の拡大など、災害弱者の災害対策と同時に将来の地方や自治体の課題解決にも役立てていく。
悩みの種が宝の山に。耕作放棄地から始める自然栽培 農薬にも肥料にも頼らず、自然の力を生かす自然栽培でワインをつくる一家農園が、最適な農地として選ぶのが”耕作放棄地”で、圃場面積の7割以上を占める。化学物質の影響が薄まった農地に苗木を植え、『自然と調和し、あらゆる生き物と共存する農業』で「命を大切にする文化を育てる」のが伊藤の人生の目的。